COLUMN住まいのコラム

自然素材の家とは?

イエタッタ編集部
2022.12.26

マイホームを建てるにあたって、
健康的に過ごせる家づくりを検討される方も多いのではないでしょうか。
そういった時に、「自然素材の家」が候補として出てくるかと思います。
今回は、自然素材の家について簡単に解説したいと思います。

 


自然素材の家とは?
自然素材の家は、明確な定義はありませんが、
主に化学物質が含まれていない素材(自然素材)を使用して建てた家のことを言います。
代表的な素材として、無垢材や漆喰、珪藻土などがあります。


自然素材の家のメリット
・身体に優しい
自然素材の一番のメリットは、身体にやさしいことです。
化学物質を使った素材を使用した住宅に比べて身体への負担は軽減されます。
アトピーやアレルギーがある方はもちろんですが、
健康な方でも「ホルムアルデヒド」などの化学物質が蓄積されるとアレルギー疾患の原因になります。

 

・調湿効果で過ごしやすい
無垢材や漆喰は調湿効果がある為、結露やカビの発生を抑えやすくなります。
加湿器や、除湿器を使わなくても快適に過ごすことが可能です。

 

・耐久性が高い
壁や天井に自然素材を使用すると耐久性が高くなります。
一般的なビニールクロスであれば、5年前後で接着部分の剥がれが起こりますが、
自然素材であれば20年以上は剝がれずにすみます。


自然素材のデメリット
・コストがかかる
自然素材の家は標準の家よりもコストが高くなる傾向があります。
標準仕様ではなく、オプションとして選ぶケースが多いのが理由です。
ただ、自然素材を標準仕様にしている会社もあるので一概には言えません。

 

・キズがつきやすい
自然素材は合板フローリングと比べて、ぶつけたりするダメージに弱く、キズやへこみがつきやすいです。
ただ、そういったキズの多くは簡単に自分でも補修することが出来ます。

 

・ひび割れ/変形が生じる
自然のものをそのまま使用している為、
木材がひび割れたり、変形したりすることがあります。
小さなものであれば自分でも補修することが出来ます。


今回は自然素材の家について簡単に解説しました。
健康的に暮らせる一方で、従来の家よりもコストが高くなる可能性もあります。
メリット・デメリットを把握してこれからの家づくりの参考にしてみてはいかがでしょうか。

 

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