COLUMN住まいのコラム

施主検査・完成検査の注意点

イエタッタ編集部
2022.11.29

注文住宅を建てる最終段階や建築途中において、施主検査・完成検査があります。
施主検査・完成検査は「完成検査書」にサインする前の大切な検査となっています。
もしも曖昧なままサインをしてしまうとトラブルのもとになってしまいます。
完成検査・施主検査の注意点を見てみましょう。

〇施主検査・完成検査とは
施主検査とは施主が行う検査のことを言います。
施主検査は建築工事の途中で検査することであり、そのうち完成後に行うものが完成検査と言います。
図面通りに建築されているか、施工ミスがないかなどを確認するために行われます。


〇チェックポイント
・注文通りになっているか
トイレ・お風呂やキッチンなど各部屋に指定した設備や機能が図面と合っているか照らし合わせてみましょう。
また、電気系統もきちんと反応するか、電気はしっかりつくか、コンセントの数はあっているかなども確認しましょう。

 

・床から変な音がしないか
歩いてみると足元から軋む音がすることもあります。
見るだけでなくきっちりと触れて確認することも大切です。

 

・ドアはきっちり開くか
ドアに歪みがある場合、何度か動かすと違和感が出てきます。
違和感がないか確認しましょう。

 

・傷や汚れがないか
大きなキズ・汚れがないか確認しましょう。
人目の付きにくいところこそしっかりと確認しましょう。床など作業中に傷つくことが多々あります。

 

・水はちゃんと流れるか
トイレやお風呂など実際に流して不具合がないか確認しましょう。

 

・断熱材に隙間がないか

断熱材が隙間がないか・きっちりと入っているかを十分に確認しましょう。
断熱材は室温やコストなど、今後の生活に大きく関わる部分になります。


マイホームを受け取る際、完璧な綺麗な状態で受取りたいと思うものです。
ただ、あまりにも細かくキズを探したりしたりすると、トラブルになる可能性もありますので、注意が必要です。
家族みんなの大切なマイホーム、快適に住むためにも最初の確認は十分に行ってください。

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