COLUMN住まいのコラム

地鎮祭って必要? 簡単にわかりやすく解説。

イエタッタ編集部
2022.09.29

家を建てる前にやることのひとつとして「地鎮祭」があります。
ただ、地鎮祭はなぜ行うのか、どういう儀式なのかを知らない方は多いのではないでしょうか。
今回の記事では地鎮祭とはどのようなものか簡単に解説していきます。

 

地鎮祭とは
地鎮祭とは、建物を建てる前に、その土地の氏神様から土地を利用する許可を得ることで工事が無事に終わるように安全祈願する儀式のことです。
ただ、地鎮祭は義務ではありませんので、必ず行う必要はありません。地鎮祭を行うか行わないかは家を建てる施主の判断で決めることは可能です。
同じく建物を建てるときの儀式で、棟上げまで終了した際に行う「上棟式」があります。上棟式は安全に工事を進めてこられたことへの感謝と、完成までの無事を祈る儀式となっています。

 

地鎮祭でかかる費用は?

地鎮祭では以下の費用がかかります。


・初穂料(玉串料)
2~5万円

 

・お車代
5,000~1万円
※神主が自身の車で来る場合

 

・お供え物
お米(一合)・お酒(一升)・お供物…3つの幸(海の幸、山の幸、野の幸)・塩(一合)・水(一合) 
5,000~1万円

 

・挨拶回りのお品代
2,000円程度

 

これらを合計すると相場は大体5~10万円くらいです。
※地鎮祭の費用は住宅の規模やその地域の風習によって変わってくる場合があります。


地鎮祭は義務ではないので行わない人も増えていますが、もし迷われている方は行うことをオススメします。
工事が始まるという段階で改めて関係者に挨拶ができますし、近隣住民に挨拶することはその後のご近所付き合いを左右しうる大事な行事となります。
もし何かあった際に、「地鎮祭をしなかったから」と思ってしまうかもしれませんので、
安心安全に暮らせるよう氏神様へお願いするためにも、地鎮祭の開催を検討してみてはいかがでしょうか。

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