COLUMN住まいのコラム

吹き抜けのデメリット解消法

イエタッタ編集部
2022.09.21

前回の記事にて、吹き抜けのデメリットとして下記の3点を紹介しました。
〇掃除・メンテナンスしづらい
〇光熱費が高くなる
〇音やにおいが筒抜け
今回はその解消法について解説したいと思います。


「掃除・メンテナンスしづらい」解消法
(デメリット)
窓や照明が高い位置にあるので、掃除やメンテナンスが大変
(解消法)
高所の掃除道具を使う手段もありますが、素人が手入れするのは危険もありますのでプロに任せてみてはいかがでしょうか。
また、照明の電球は寿命の長いLEDにすることで、交換回数が少なくすることができたり、
昇降機能付きの照明なら、電球交換を安全にすることができます。


「光熱費が高くなる」解消法
(デメリット)
吹き抜けは空間が広くなる為、冷暖房が効きにくくなり光熱費が高くなる
(解消法)
屋根や壁に断熱材を入れて外気をシャットアウトしたり、ペアガラスの断熱サッシを使うなど、
住まいの断熱性を上げれば、効率的に温度管理をすることができるので冷暖房が効きにくくなるのを改善することが出来ます。
その他にもシーリングファンや床暖房を設置することも対策となります。


「音やにおいが筒抜け」解消法
(デメリット)
生活音が響き渡りプライベートが確保しにくいことや、料理のにおいが部屋にあがることがある
(解消法)
寝室を吹き抜けから離した間取りにしたり、防音性の高い壁やドアをにすれば、音漏れの対策ができます。
においに関してはキッチンの間取りを半個室にすることや、吹き抜け部分に換気できる窓を設置したりすれば気にならなくなります。
また、キッチンの換気扇をパワーが強いものにすればなお良いでしょう。


以上のような対策をすることで吹き抜けのデメリットを解消することができます。
方法次第気にならない程度にでデメリットを抑えることもできますので、
吹き抜けの家づくりを検討してみてはいかがでしょうか。

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