COLUMN住まいのコラム

ハウスメーカー・工務店の選び方

イエタッタ編集部
2022.09.28

注文住宅を建てる場合、ハウスメーカーや工務店に依頼する必要があります。
それぞれの特徴を知ってどちらで家づくりしていくか考えていきましょう。


工務店とは
工務店はハウスメーカーよりも狭い施工エリアで営業を行っている業者のことを言います。
会社の規模や営業のスタイルはさまざまで、
社長と数名の社員で構成される昔ながらの小さな工務店の他にも、
規模が大きく着工棟数の多い工務店、フランチャイズ加盟店の工務店などもあります。
工務店によって得意な工法やデザインが異なっており、間取りやデザインの自由度が高いのが特徴の一つです。

 

ハウスメーカーとは
ハウスメーカーとは独自のブランドを全国規模で展開しているような大きな会社のことを言います。
仕様や規格が統一化されているので工期が短くスムーズに進み、
商品やサービスも一定の品質が保たれているため安心感も高いです。
住宅展示場で実際の家を見学することが出来たり、
安定した経営基盤でアフターフォローも充実していることが特徴として挙げられます。


ハウスメーカーと工務店の違い
〇費用
ハウスメーカーは建材の大量生産により、原価コストを下げることが出来ます。
しかし、展示場やテレビCMなど広告費に莫大な金額をかけているので建築費が膨らむ傾向にあります。
結果的にハウスメーカーより工務店の方が費用が安く済むケースが多いです。

 

〇家づくりの自由度
ハウスメーカーは、自社のプラン・建材・設備などを組み合わせて選ぶのが一般的です。
家づくりのイメージが定めっていない場合は、選択肢の中から選ぶ方が考えやすいでしょう。
工務店の場合は、自由に家づくりのプランを決めることが出来ます。
マイホームにこだわりがあり、自由に設計したい場合は工務店に依頼する方がいいでしょう。

 

〇工期
工務店よりハウスメーカーの方が工期が短く済むことが多いです。
ハウスメーカーの場合、建材の調達や、施工の流れなどがシステム化されており効率的に進めることが出来ます。

 

〇施工
ハウスメーカーに依頼しても実際の作業は地元の工務店がすることになるので、施工の技術力は変わりません。
ただし、ハウスメーカーの場合は建材が規格化されている為、仕上がりが均一になります。
工務店の場合だと建材の加工を現場で行ったりするので、仕上がりの精度が一定とは言えないのが現状です。


〇アフターメンテナンス
ハウスメーカーは経営基盤が安定しており、倒産などによるアフターサービスが利用できなくなるといったリスクも低いでしょう。
工務店の場合は、地域密着型を売りにしており、困った時にはすぐに駆けつけるという工務店も多く存在します。


まとめ
出来るだけ費用を抑えたい、自由に家づくりをしたい、アフターフォロー重視したい等、
人それぞれで家づくりを進めるうえでこだわるポイントが違っております。
マイホームを建てることは一生に一度のことですので、
自分のこだわりを最大限叶えられるハウスメーカーや工務店を探してみて下さい。

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