COLUMN住まいのコラム

リビング階段のデメリット解消法

イエタッタ編集部
2022.10.04

前回の記事で「リビング階段のメリット・デメリット」について解説しました。
詳しい内容についてはこちら(リビング階段のメリット・デメリット)をご確認下さい。
リビング階段のデメリットとして、「空調の効率が悪くなる」、「臭いや音が伝わりやすい」、「来客時に気を使う」等がありますが、今回の記事ではリビング階段のデメリットの解消法について解説していきたいと思います。

 

<リビング階段のデメリットの解消法>
断熱性・気密性の高い家にする
家の断熱性・気密性を高めることで、広い空間でも冷暖房の効率を下げることなく快適な生活を送ることが出来ます。
断熱性が高い家・・・外気の影響を受けにくい家
気密性が高い家・・・隙間のない家
断熱性と気密性が高い家は、家の中を適温に保ちやすい為、1年中快適に過ごしやすい家となります。

また、断熱性はUA値、気密性はC値で確認することが出来ます。
断熱性と気密性の詳しい内容についてはまた別の記事で紹介したいと思います。

 

床暖房を設置
暖かい空気は下から上へと向かいます。その性質を利用して、床暖房を設置してみてはいかがでしょうか。
しかし、十分な効果を得るためにも、床面の70パーセント以上に設置することが望ましいとされています。

 

シーリングファンを設置
シーリングファンを設置すれば、室内の空気を循環しやすくなり、冷暖房どちらの効きも良くなるでしょう。
また、サーキュレータを使うことで空気の循環をしやすくなります。
シーリングファン・サーキュレータは同様に、暖かい空気を下に流し、冷たい空気を上に押し上げてくれます。

 

間取りを工夫する
「臭いや音が伝わりやすい」問題を解決するには下記のような工夫をすれば解決出来ます。
・階段に扉を付ける
扉を付けることで空間を広く見せたり、スペースの有効活用が難しくなってしまうこともありますが、臭いや音の問題は軽減されます。
また、扉を設置することで断熱性が高まることもメリットの一つ。

・キッチンを階段と離れた位置を設置する
キッチンと階段を離すことで、臭いの問題が軽減されます。

・リビングの入り口近くにリビング階段を設置
リビング入口近くに設置することで、来客時に顔を合わせることを軽減することが出来ます。

以上のような工夫をすることでリビング階段のデメリットを出来るだけ解消することが出来ます。
デメリットを解消して快適な家づくりに取り組みましょう。

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