COLUMN住まいのコラム

2階リビングのメリット・デメリット

イエタッタ編集部
2022.10.06

家づくりの間取りにおいて、リビングをどこに配置しようかと考える方も多いはずです。
一般的に2階建ての家では1階にリビングを設ける人が多いですが、
住宅密集地や敷地が狭い場合などの理由から、リビングを2階に配置する人もいます。
今回は、2階リビングの間取りにのメリットとデメリットについて解説していきたいと思います。

2階リビングのメリット
(日当たり良高)
2階リビングにする最大のメリットが「日当たりが良くなる」ことです。
大きな窓や天窓を設置しやすいので、そこから日差しがたっぷりリビングに注がれます。
住宅密集地でもリビングに十分な日当たりを確保することが出来ます。

 

(天井を高くできる)
2階リビングの場合、上は屋根になるので屋根の形状を工夫して、天井を高くしやすいことがメリットです。
また、天井までスペースにゆとりがあるので大きな窓を設置することが可能です。

 

(プライバシーを確保できる)
前面に道路がある場合、リビングが1階にあると外部からの視線が気になりますが、
リビングを2階に配置することで視線を避けやすく、プライバシーを確保しやすいというメリットがあります。

 

(眺めが良い)
2階リビングは、1階よりも位置が高い分、リビングからの眺めが良くなります。
1階に比べると視界を遮るものが少ないので、場所においてはリビングから開放的な眺めを見ることができます。

 

(構造的に安定しやすい)
リビングはできるだけ広くしたいという人が多いと思いますが、空間を広くすると柱の数が少なくなる為、構造上安定しにくくなります。
しかし、2階リビングで1階に寝室や子供部屋という配置なら、1階に壁や柱を多く設けられるため、構造的に安定しやすいというメリットがあります。


2階リビングのデメリット
(階段の上り下りが多い)
2階リビングにする場合、キッチンやダイニングなども2階にすることが一般的です。
そうすると、買い物をして2階まで重い荷物を持って上らなければいけません。
また、高齢になって足腰が弱ってきたとき、階段の上り下りは大変になります。

 

(1階の部屋が暗くなる)
日当たりの良い2階にリビングを設置する反面、当然ですが1階は暗くなります。
子供は子供部屋で遊んだり、勉強をしたりしますので、どちらを重視するかは悩ましいところです。

 

(家電の搬入時には注意が必要)
キッチンも2階の場合、冷蔵庫が搬入できない場合があります。
冷蔵庫を買い替えるときなどは、冷蔵庫と階段の幅や高さなどのサイズを確認した方がいいでしょう。

 

(親子のコミュニケーションが取りにくい)
1階が寝室・子供部屋の場合、子どもが自分の意思で2階に上がって来なければ親子で顔を合わす機会が減ってしまう可能性があります。
1階にリビングを設けた場合に比べると、コミュニケーションが取りにくくなるのがデメリット。


このように2階リビングには様々なメリットがある反面、デメリットもあります。
次回の記事ではデメリットの解消法について解説したいと思いますので、
是非チェックお願い致します。

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