COLUMN住まいのコラム

土地を購入する際の流れ

イエタッタ編集部
2022.11.08

家づくりを始めようと思った時、
まず土地探しから始める必要があります。
そこで今回の記事では、土地を購入する際の流れを簡単に紹介していきたいと思います。


1.土地を探す
インターネットでの検索や、情報誌、不動産会社・ハウスメーカーへの相談をして土地を探すことになります。
様々な手段で自分の理想の土地をじっくり探し、候補地をいくつか挙げておきましょう。

気に入った土地がいくつか見つかった際は、

気に入った土地を見つけた際のチェックポイントを参照してみて下さい。

 

2.買付証明書の提出
気に入った土地を見つけたら、売主や不動産仲介業者に買付証明書を提出することになります。
買付証明書とは正式な売買契約ではなく購入の意思を表すものとなります。
書式のルールや法的な拘束力は特にありませんので、提出後にキャンセルすることも可能です。

 

3.金融機関への事前相談
土地と建物でかかる総額の費用を確認して、
金融機関で、実際にいくら借りることができるか相談しましょう。

 

4.土地の売買契約
売買契約の締結にあたっては手付金が必要です。
不動産会社が売主である場合は上限が20%と決められていますが、
一般的な相場は5~10%程度となっています。
契約する際は必ず「重要事項説明」をよく聞き、納得した状態でサインするようにしましょう。
あまり内容を確認せずに焦って売買契約を結んでしまうと、後々後悔する可能性もあるので、
よくわからない部分がある場合は、担当者に全て質問して不明点をなくしてからサインすることが重要です。
万が一、融資が受けられなかった場合に契約を白紙に戻せる「ローン特約」が付いているか確認しましょう。


5.ローン申し込み・契約
売買契約後は住宅ローンの審査に入ります。
住宅ローンの本審査では、申込者の収入を証明する書類や、
不動産売買契約書や登記事項証明書、実印や印鑑証明書など様々書類が必要となります。
返済能力や担保価値などの審査が通れば、金銭消費貸借契約(金消契約)の締結となります。
金銭消費貸借契約は借入金額や返済年数、借入条件(金利・担保等)に関する契約書です。


6.土地購入(つなぎ融資)
金消契約後、残金の支払いして土地の引き渡しとなります。
融資の実行が、土地の購入より後になってしまう場合、
とりあえずの資金を用意する「つなぎ融資」が必要になることがあります。
つなぎ融資の詳細についてはまた別の記事にて紹介したいと思います。


7.融資実行
いよいよ融資の実行です。
つなぎ融資を利用した場合は、この時点でその金額を返済します。


今回の記事では、
土地を購入する際の流れを簡単に紹介しました。
また、土地売買契約から引き渡しまでは通常1~2カ月くらいかかります。
土地探しについての流れや期間を把握したうえで自分の理想の土地探しをしてみてはいかがでしょうか。

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