COLUMN住まいのコラム

住宅ローンの金利のタイプ

イエタッタ編集部
2023.01.20

家づくりにおいて住宅ローンの金利はかなり重要なポイントです。
住宅ローンについての詳細はこちらの記事をご確認下さい。
その中で金利をタイプをどれにするか悩まれる方が多いかと思います。
そこで今回は住宅ローンの金利のタイプについて紹介したいと思います。


(変動金利型)
変動金利は固定金利よりも金利が低めに設定されています。
金利が上昇しなければ、ずっと低金利のままです。
また、変動金利型は半年ごとに金利の見直しが行われます。
金利の見直しによって変動されても5年間は返済額は変わりません。
見直し後の返済額は増えても1.25倍以内となっています。
金利が低下すれば毎月の返済額の利息の額が減り、
元金の額が増えるので借入金を返すスピードが早くなります。
金利が上がると、返済額に占める利息の割合が増える為、元金がなかなか減らないということになります。

 

変動金利型のメリット
・固定金利よりも金利は低めに設定
・金利が上昇しなければ、ずっと低金利のまま

 

変動金利型のデメリット
・金利が上昇すると返済額が増える


(全期間固定金利型)
全期間固定金利型は、借入期間中の金利が決まっているので、借入期間中の総支払額が決まっています。
世の中の住宅ローンの金利が上昇しても変動しない為、長期的な安心を求める方にはオススメです。
しかし、高金利の時に全期間固定金利型にすると高金利での返済が続くので、金利は確認したうえで選びましょう。
また、変動金利よりも金利は高めに設定されていることもポイントです。

 

全期間固定金利型のメリット
・金利が固定されているので返済額は一定

 

全期間固定金利型のデメリット
・変動金利よりも金利は高めに設定


(固定金利期間選択型)
固定金利期間選択型は、全期間固定金利型よりも金利が低いです。
また、はじめの固定期間満期後に次の固定年数を決めるか、変動型に移行するか選択することが出来ます。
固定期間は2年、3年、3年、10年、15年など金融機関によって異なっています。
固定金利期間終了後は変動金利型とは異なり、金利変動幅についての上限は設定されていません。
その時に金利が大幅に上昇されていたら、返済額も大幅に増える可能性があるので注意しましょう。

 

固定金利期間選択型のメリット
・一定期間の返済額を固定できる
・全期間固定金利型よりも金利が低い

 

固定金利期間選択型のデメリット
・固定期間終了後の変動金利に上限の設定が無い


今回の記事では住宅ローンの金利のタイプについて紹介しました。
金利タイプによって、適用される金利も、将来の金利に対する影響度も異なり、総返済額も大きく変わります。
自分のライフプランに合った金利のタイプはどれか考えて、最適なものを選びましょう。

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